『エミー&ゼニーの世界を体験しよう!人を幸せにするおカネを感じるワークショップ』(参加者からの報告UP!)

みなさんにとって「おカネ」とはどういう意味をもつのでしょう?
おカネは私たちの目の前をとおりすぎ、旅をしながら私たちの世界をつくっていきます。それは私たちの生活であったり、私たちの事業であったり、教育や医療など私たちの社会を支えるものであったりと その旅するおカネたちに私たちはどんなメッセージを託しましょう? そして、旅の途中に我が家で何泊かの居候するおカネたちにはどんなコトバをかけてあげましょう?

このワークショップは、金融、テクノロジー、心理学それぞれの領域の最先端の知見を織り交ぜた、ゲームを体験しながら、ヒトを幸せにするおカネのことについて、考え、感じ、そして語り合うイベントです。

今回は、3×3Lab Futureの企画「さんさんビジネスクリエイト」の一環としての開催が実現しました。

このゲームでは「もうけの極大化(ゼニー)」と「ありがとうの極大化(エミー)」を目的とした、それぞれのお店を運営する体験型のゲームを通して、価値観と行動の変化を実感することができます。

おカネと幸せの関係に関心がある方であればどなたでも参加できます。みなさんのご参加をお待ちしています!

 

 

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【「人を幸せにするおカネを感じるワークショップ」について】
2010年代に入り、リーマンショックや「カジノ資本主義」的アルゴリズム株式取引に代表される、行き過ぎた金融グローバリゼーションに各所で反省の機運が生じています。またローカルに生きる人々を幸せにつなぐ地域活性化を目指し、日本各地で地域通貨流通の取り組みが新たになされています。慶應SDMイノベーティブデザインセンターでは、このような、地域の幸福度を向上させる通貨創造に関する関心の高まりを背景に2015年夏から「人を幸せにするおカネ」を創る地域通貨の仕組みについて研究を進めてきました。

本ワークショップは、慶應SDMイノベーティブデザインセンターにおける研究の一環として開発されました。ワークショップでは、「エミー」と「ゼニー」という二種類のおカネを体験することによる、参加者の幸福度、並びにありがとうの気持ちを表す笑顔度の向上にどのように寄与するのか計測し、研究の前進及び社会への成果還元を目指しています。

※ 「人を幸せにするおカネ」ワークショップ研究は、クウジット株式会社が提供するKART顔画像認識ソリューション、およびソニー株式会社が開発した顔画像認識技術を利用しています。

 

プログラム

第一部 ワークショップ (18:30~)
「もうけの極大化 (ゼニー)」と「ありがとうの極大化 (エミー)」を目的とした、それぞれのお店を運営する体験型のゲームを通して、価値観と行動の変化を実感するワークショップを行います。

第二部 ダイアログ
「おカネについてとことん話そう」
社会や人の生活に不可欠な、おカネについてわれわれがどう向き合っていくかとの対話を行います。

第三部 ふりかえり・懇親会 (21:00~)

 

お問い合せ先

エコッツェリア協会
03-6266-9400

 

ゲスト

■末吉 隆彦(すえよし たかひこ)
クウジット株式会社代表取締役社長 / 慶應義塾大学大学院SDM 研究員

■江上 広行(えがみ ひろゆき)
株式会社電通国際情報サービス/VCFエバンジェリスト

 

特記事項

共催/慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 クウジット株式会社

参考(外部サイトにリンクします)
2016/9/9 開催「おカネのワークショップ」報告ブログ
江上広行氏ブログ「JUST MONEY! 「おカネ」のことについて、これまでの人生で一番じっくり考える1日」

 


 

参加者からのレポートをいただきました!

 

橋詰 英輝さん(ISID)のブログ「84zume Works」より転載

 

3月15日、3×3ラボにて、「エミー&ゼニーの世界を体験しよう!-人を幸せにするおカネを感じるワークショップ-」というお金に関するワークショップに参加してきました。個人的に学びが多いワークショップだったため、参加記録というか、感じたことを残しておきます。

1. やったこと

テーマは「お金(ゼニー)」と「感謝・被感謝(エミー)」です。グループワークにて、各チームは商店街の商店を切り盛りする役になるわけですが、経済として「ゼニー」、もしくは、「エミー」どちらかが流通する世界を作るわけです。参加者は流通するものによって商店街がどう変化するを体験します。ちなみに「ゼニー」が流通するとは、僕らの普段の生活と全く同じです(ものをお金で買う)。「エミー」が流通するとは、お金ではなく、感謝:「ありがとうの気持ち」によって成り立つ世界観になります。

2. 学んだこと(気付いたこと)

2つありました。

1つめは、「ゼニー」と「エミー」の価値の見え方の違い。「ゼニー」(ようはお金)は偉大です。ワークショップでは仮想的な通貨の単位を使って取引するのですが、あっという間に商店街でのその価値は共通認識となりました。「XXはYYゼニー程度かな。品薄だからちょっと高めに。」など。改めて気づいた貨幣のすごさです。いっぽう「エミー」(「ありがとう」という感謝の気持ち)は、バリエーションが豊か。相手がどうしたら喜んでくれるかに注目するため、コミュニケーションする相手ごとにもちろん価値は違うし、状況によっても異なります。「エミー」を正しく理解する(利用する)には、「ゼニー」と比べてコミュニケーションがより重要になってくる。

2つめ、普段の生活での「エミー」。「エミー」は、意識してみると、普段の生活でもそれなりに流通(?)していますよね。思いついたものを書いてみます。

• バスの乗車       : 運賃(ゼニー)+バスを降りるときの「ありがとう」(エミー)
• 地場の商店街での買い物 : 商品のお代(ゼニー)+お店の人との雑談(エミー)
• Amazonでの買い物   : 全部ゼニー
• 娘とのやりとり     : 全部エミー(娘のエミー量は半端ない)

エミーはどれだけ使って(もらって)いるのかはお金のようには分からないですが、いろいろな場面で現れていますよ(7つの習慣に出てくる「信頼口座(残高)」的なところに貯められているんですかね)。このワークショップを通して普段の生活の「エミー」に気づくことができました。私からも、もう少し流通させてみようかなーと思いました。お金だけのやりとりよりか、ひょっとしたら何かが変わるかもしれないです。

3. 最後に

普段よく参加するIT系の勉強会と違い、参加されている方の職種(金融関連の人が多い)も様々で、純粋な会話も、意見交換も楽しかったです。組んだチームも良いメンバーに恵まれ、ワークショップの内容的にもメンバー的にもとても充実したワークショップでした。最後に!我が商店が開発した作品を掲載して終わりにしようかと思います。まだこれからも全国各地で開催されていくようなのでぜひ参加してみてください。

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■開催概要

◆開催日時

2017/03/15

◆会場

3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー) 東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル 1階 (東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)

◆参加費用

2,000円 (懇親会実費)

◆定員

40名