VCF(Value Chain Finance)とは

企業が付加価値を生む構造を、企業とともに見える化し(Value)

その価値が形作られるつながりにともにかかわることで(Chain)

ともに成長を支え合う金融手法(Finance)

 

 

VCFコンセプト紹介

バリューチェーンファイナンスとは、
金融機関にとっての「顧客」とは他者である「誰か」ではなく、
金融機関自身が部分を構成する「われわれ」であると定義し、
その顧客との関係性のなかで、一体となって価値創造にともに関わっていく
金融のビジネスモデルである。

 

 

VCF全体概要図

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コンセプト詳細

事業金融(コーポレート・ファイナンス)とは、「企業が事業を営む上で、必要とする資金の過不足を第三者との間でやりくりすること」のことを指します。その「やりくり」の時間軸の中で、企業は経営資源を駆使して価値を創造する活動を行います。例えば、製造業の場合は原材料や部品の加工、卸売業であれば集荷・分配であり、また、サービス業の場合は便益の提供を行います。このような、企業が資金の「やりくり」の時間軸の中で価値を創造するプロセスを、「バリューチェーン(価値連鎖)」といいます。バリューチェーンファイナンスとは、この企業の価値が形作られるつながりに金融機関が、顧客である企業経営者と同じ視点に立って主体的関与していくという金融手法のことを表します。
バリューチェーンファイナンスは、「Value」「Chain」「Finance」のそれぞれの言葉をとって次のように定義しています。

 

 

書籍のご案内
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バリューチェーンファイナンス

~変わりゆく顧客の視点からみた、企業と銀行の「対話」の技術

江上 広行 著/一般社団法人 金融財政事情研究会 刊

(2013年8月より好評発売中 http://store.kinzai.jp/recently_book/

 

「リレーションシップバンキング」を超えた、

これからの20年を決める地域金融改革のバイブル

銀行を、銀行員を、そして地域を「なんとかしていきたい」と願う

サムライ達の必読書

 

第Ⅰ部 バリューチェーンファイナンスとは何か

  • 第1章 すでに始まっている顧客と銀行の関係の変化

第2章 バリューチェーンファイナンスが実現するビジネスモデル

 

第Ⅱ部 バリューチェーンファイナンスを実現する顧客との対話

第3章 企業と銀行の対話はどのように失われていったか

第4章 顧客のバリューチェーンにともに関わる「対話」の在りかた

 

第Ⅲ部 バリューチェーンファイナンスを実現する銀行の業務設計

第5章 部分最適を生み出す銀行の組織構造

第6章 顧客中心の業務を設計する